粟のブログ - 最新エントリー
梅雨も明けて、太陽が眩しい季節がやってきました。
あの、ならまち店のゴーヤ。
どうなったかというと・・・
だんだん成長して、
グリーンカーテンの役目が出来るようになってきました。
たくさん黄色い花が咲いているので、
近づいてよく見てみると・・・
小さなゴーヤが出来ていました!!
そしてそして、もっとよく見てみると・・・
12・3センチに育った白ゴーヤが
ひっそりと出来ていました。
これからが最盛期。
たくさんの実りがあることを願って、
みんなで水やり頑張ります。
ならまちへお越しの際には、
ゴーヤの様子もぜひご覧ください。
直径2センチほどの小さなきゅうり。
縞模様がかわいいこのきゅうりは「メキシカン・サワー・ガーキン」といいます。
この小さな実がどんどんと出来てきています。
生で食べると少し酸味がありますが、
浅漬けやきゅうちゃん漬けにするとポリポリとした食感で
やみつきになります。
毎年、お店でも好評な一品です!!
上:きゅうちゃん漬けにした「メキシカン・サワー・ガーキン」
このかわいいきゅうり、昨年までは「ガーキン」とだけ呼んでいましたが、
今年は別の種類のガーキンも育てていますので
ちゃんとした名前を書いておきました。
そして、その別の種類のガーキンとは・・・これ
どこにあるか分かりますか?
真ん中より少し左下。(少し白っぽく写っているの)
こんなトゲトゲがついた黄緑色の小さなきゅうりです。
こっちは「ウエスト・インディアン・ガーキン」といいます。
1790年代に食されていたようで、
こちらは蔓が地面を這うように広がっています。
同じガーキンなので、上に上に蔓が延びると思っていたので
スタッフもびっくり!!
支柱を立てて蔓が巻き付くのを待っていたのですが…。
そんなこんなで、これからこのトゲトゲのガーキンも登場してきます♪
今年はその他にもウリ科の植物をたくさん栽培しています。
ククミスといわれる小さなウリは、色んな種類を植えているので
食べられるモノかそうでないか、どんな形で、色で、模様をしているのか
育ってくるまでお楽しみ!!
そして俗称:ババゴロシと呼ばれる粉質の「モモルディカメロン」。
これは昨年もシャーベットとしてお店でも好評でした♪
そして食べることはできないけど、色と模様がかわいい「沖縄雀瓜」
「沖縄雀瓜」は今こんな感じで実がついてきています。
この実がだんだんと赤くなっていくみたい。
ディスプレイとして飾る日が待ち遠しい・・・。
ウリ科といっても色んな種類があるんです。
大きさも形も様々で、成長がとっても楽しみなウリたち。
実ができてきたらまたお知らせしますね!!
夏野菜がどんどん成長中の畑。
野菜の成長も楽しみですが、
野菜の花々もそれぞれに特徴があってキレイなのです。
そんな野菜の花を今回はご紹介いたします。
まずはコレ
綺麗な紫色をしたこの花は・・・
ナスの花です。
では、ナスに似たこの紫色の花は何の野菜でしょう?
これは・・・
紫とうがらしの花です。
大きさは、ナスより小さくって1.5センチくらいの大きさです。
そしてこちらは
ひもとうがらしの花です。
ひょろっと長いひもとうがらしからは想像できない
下向きの可憐な白いお花です。
そしてこの元気な黄色い花は・・・
きゅうりの花。
雌花の下には、もうすでにこんなきゅうりの赤ちゃんが・・・
そして、小さなきゅうりのガーキンにも
ちゃんと黄色い花がつきます。
ガーキンが1.5センチくらいなので
花は本当にちっちゃくって、5ミリくらいの大きさです。
そしてもう1つ黄色い花
これは、トマトの花です。
星のような、花びらがとんがった形をしています。
野菜だけでなくって
花にもいろんな特徴があります。
畑をみつけたら
実がつく前の花の状態を観察してみるのも
楽しいかもしれませんね♪♪
あと1日で6月も最後です。
明日6月30日は『夏越の祓(なごしのはらえ)』といって
半年間の間に知らず知らずに犯した罪や
心身の穢れを祓い清めて
これから迎える暑い夏を健やかに過ごそうという日です。
奈良県内の各神社でも
「茅の輪くぐり」などの神事が行われます。
神事に参加はできなくても、少しこの半年を振り返り
気持ちを切り替えて夏を迎えるっていうのもいいのでは。
さあ、もうすぐ夏本番!!
畑もだんだんと夏の雰囲気が漂ってきました。
今の畑のようすをご紹介いたします。
大和伝統野菜の『野川きゅうり』
どんどん花が咲き、小さなきゅうりの赤ちゃんが出来てきています。
『丸なす』
直径5センチくらいの小さな姿がとっても愛らしいのです。
でも・・・実の上の軸にはトゲがいっぱい。
収穫には少し注意が必要です。
トマトもだんだん色づいてきました♪
いちごのような形をしたトマト『トマトベリー』
上からきちんとサイズ順に並んでいる姿が可愛くって
色づく日が待ち遠しい・・・。
今年は寒い日が多かったのでなかなか成長しなかったオクラ。
だんだん大きくなってきました!!
これは赤オクラの『ベニー』
この時点で、茎がちゃんと赤い色をしています♪
食用ほおずきの『トマチロ』
まだ緑色ですが、たくさん実がついてきています。
あの甘い味に出合える日ももうすぐ・・・。
夏が待ち遠しい今日このごろです。
色んなズッキーニたちが採れ始めました♪
色とりどりのズッキーニたち!!
お客様には、よく『作りモノ』と間違えられます。
でも、みんな畑でできたお野菜です。
畑で出来ている様子はこんな感じ・・・
長いのも丸いのもUFOみたいなのも・・・
黄色いのも緑のもシマシマ模様も・・・
みんなズッキーニ!!
お店でキュウリのような形のズッキーニをよく見かけますが、
ズッキーニはキュウリの仲間ではなく、
ウリ科カボチャ属のれっきとしたカボチャの仲間なのです。
こんな大きな葉っぱの下に、
たくさんのズッキーニが育ってます♪
でも、注意しなくてはいけないのは・・・
このズッキーニの葉っぱや茎は
トゲトゲがいっぱい。
無防備に手を伸ばしたら、チクチクってやられてしまいます。
なので、長袖着用!!
こうやって、お店に登場するズッキーニを収穫しています。
美味しいモノにはトゲがある。
ってことで、お店では色んな種類のズッキーニが登場中。
どんなズッキーニに出会えるかお楽しみに♪
以前、お知らせしましたならまち店のゴーヤ。
だんだん大きくなってきました!!
こんな感じで伸びてきました!!
緑のカーテンになるまでは、まだもう少し先になりますが
どんどん伸びていく様子を見ていると
植物の生命力を感じます。
こうやって、蔓をクルクルと伸ばして
支えながら伸びている姿。
じっくり観察すると、愛おしくなってきます。
葉が茂って、ゴーヤの実が出来る日が待ち遠しいです♪
今、畑では夏野菜がどんどん育ってきています。
そんな今の畑のようすをお知らせいたします。
まずは、ズッキーニ。
花の蕾をつけた小さなズッキーニを発見!!
これは、UFO型のズッキーニ『サマースクワッシュ』
黄色いUFO型のズッキーニ『サンバースト』もどんどん育ってます。
そして、大和伝統野菜の紫とうがらしも・・・
立派な実ができました。
まず1つ、初収穫。
お花がいっぱい咲いてきているので、
これからどんどん育ってきます!!
そして、皆さん
コレなんだか分かりますか?
熟していない青いトマト!!
では、ないですよ。
なんとこれは・・・
ジャガイモの実!!
花が咲いた後、こんな実ができるそう。
じつは私も初めて見ました。
割ってみるとトマトのように種がちゃんと入っています。
こうやって見てみると、
ジャガイモがなんでトマトやナスと同じナス科なのか分かる気がします。
と、いうことで
今 粟の畑は色んな野菜が成長中です。
お料理に登場するまで、もう少し!!
大和伝統野菜などの“足下の宝物”をテーマとした絵画を手掛けている
榎森さんとその生徒さん達の作品展が、
桜井市の「山桜桃」さんで開催されています。
榎森さんに「作品展に行ってきま~す」って連絡すると
「榎森ガーデンと新作のにゃんこの絵見においで」というお誘いが。
ということで、作品展に行く前に「榎森ガーデン」にお邪魔してきました。
事前に聞いていた「植物園ってよく言われるねん!」
っていう言葉以上に、玄関前の庭が“森”でした。
もりもり元気いっぱいの植物たち。
山から採ってきたものや、もらったもの。
食べた後の種を蒔いといた・・・っていうものまで、
いろんな植物が育っているのでした。
葉っぱが好きな榎森さん。
ガーデンには色んな形や模様の植物がいっぱいあって
写真には撮りきれないほど…。
そして、そんなガーデンの中で記念撮影!!
榎森さんと新作のにゃんこの絵
その後、榎森ガーデンを後にして、
桜井市の「山桜桃」さんで行われている作品展へ。
この「山桜桃」さんは、山口信子さんのちりめん細工資料館となっていて
季節を表したちりめん細工がたくさん展示されています。
そんな中に、榎森さんとその生徒さんの草花の絵が飾られていました。
ちりめん細工を作られている山口信子さんにお話をお聞きしたところ、
「季節の植物などをじっくり観察して、どうやって立体にしていこうか考える」ということ。
榎森さんの絵にも通じるところがあるなぁって思いました。
「昔は季節によって床の間の掛け軸を変えたりしていたけど、
今は季節を表さなくなってきている。
玄関に少しでも季節のものを飾るだけで、
四季を感じられるようになると思うの。」
山口信子さんのおっしゃられた言葉に、
生活に彩りを与えてくれるヒントがあるように感じたのでした。
榎森さんの作品展は6月4日(月)までです。
ちりめん細工とともにご興味のあるかたは、ぜひ。
時間:10:00~17:00
休館日:火・水曜日
入館料:500円(お茶・お菓子付)
今年もこの季節がやってきました。
昨年に続き、今年もならまち店の玄関横
奈良格子の前にゴーヤを植えました。
昨年もカワイイ実をつけてくれたゴーヤ。
道行く人に「あ!!ゴーヤや!!」と記念撮影されたりも。
今年も緑のカーテンを作ってくれて
美味しい実りをもらたしてくれることを楽しみに
これからの成長を見守っていきたいと思います。
ならまちへお越しの際には
粟ならまち店の前のゴーヤにも注目してみてください♪♪
5月6日に
『未来の食卓を変える7人』
美味しくて安全な食べものづくりに挑戦しつづける農家たち
という本が発売されました。
あれ!この表紙!? と気付かれた方!!
そうなんです。
今回、この本の表紙に 粟の写真が抜擢されました。
昨年のカボチャ収穫後、大量に採れたカボチャの中で
嬉しい表情を浮かべているみんなの写真です♪♪
そしてこの本に、『清澄の里 粟』をはじめとした
粟の取り組みを取り上げて頂いています。
他にも、全国各地で独自のスタイルで想いの詰まった
農業をされている6人の方々のお話が掲載されています。
この本に掲載されている皆さんの話を読んで、
共通するのは“愛情”なんじゃないかと感じました。
野菜や動物への愛情・・・
食べる人への愛情・・・
スタッフや周りにいる人への愛情・・・
そんな“愛情”が美味しいものをつくっているんじゃないかと。
それって、おじいちゃんやおばあちゃんが孫の為に・・・って
野菜作りをするコトに似ていますよね。
たくさんの愛情が、たくさんの美味しいモノをつくっていく。
当たり前なコトなんだけど、それがやっぱり大事なんだ。
そんなことを感じました。
(スタッフ:oyama)
ご興味のある方は、ぜひ。
タイトル:『未来の食卓を変える7人』
美味しくて安全な食べものづくりに挑戦しつづける農家たち
著者:桜 鱗太郎
出版社:書肆侃侃房
定価:本体1500円+税