粟のブログ - 最新エントリー
今、奈良のイトーヨーカドーにある奈良市美術館で
「入江泰吉と水門会写真展」が開催されています。
(5月3日~5月8日)
いつも清澄の村の写真を撮影して頂いている
平岡雅之さんの写真も展示されているとの事で
出勤前に少しお邪魔してきました。
写真が撮れなかったので、
中の様子はお見せできないのが残念ですが
今年も平岡さんは「清澄の村」をテーマにした写真を
色々と出展されていました。
写真って撮る人によって様々で・・・
色合いや構図の素敵な写真もあれば
凛とした空気感が伝わるような写真もあったり・・・。
色んな方々の色んな写真がある中でも
平岡さんの写真たちからは
他の方々とは違う空気が出ていて・・・
どこが違うのか?と思って見ていて気付いたのは
『人物』
人物が今にも動きそうで、自分が清澄の村にいてるような感じがしました。
他の皆さんは、1枚1枚が”作品”という感じで
かしこまった印象があるのですが、
平岡さんの写真は、清澄の日常が切り取られていて
ほんわかした印象を与えています。
額にも入れず、写真をボードに貼っての展示方法も
清澄の村のイメージを伝えるのにピッタリで、
写真展ひとつをとっても、色々勉強になるなぁ・・・って。
人に何かを伝えるのには色々な方法があって、
その方法で与える印象や感じ方が変わるのだなぁって
今日は改めて知った一日でした。
oyamaです。
春を前にして起こった大震災。
自然のもつ力を改めて思い知らされた感じがしました。
しかし、春はきます・・・。
桜が咲き、草花が芽吹き始めます。
奈良の桜の時期は通り過ぎて行きましたが
今、ならまち店ではこんなお花が咲いています。
← 白雪けし
← クンシラン
どちらも、ならまち店がオープンした時にいただいたお花です。
あれから2年と3ヶ月ちょっと
毎年キレイなお花を咲かせてくれます。
冬の間は、おとなしくじっと過ごしていても
春になるとグングン成長して花をみせてくれるお花達。
なんだか生命の力強さを感じます。
まだしばらくは、お花を見て頂くことができますので
ならまち店へお越しの際は、お花もお楽しみに。
なおです。
もうすぐ4月というのに
寒い日が続きますね。
先日
大きな地震が起こりました。
自然の力を改めて思い知る
ホントにホントに大きなデキゴトでした。
被害に遭われた方や亡くなられた方、まだ行方不明の方を思うと
胸が痛いです。
報道を見て
ナミダがつぅーーっとこぼれました。
「地球が怒った・・・」
そう感じました。
今、自分は何ができるのか
きっとみなさんもそうだと思いますが
あたしも
それを日々考えながら
過ごしています。
当たり前のコトが
当たり前ではない。
そういったことを改めて
今
しっかり考えるときなんだと思います。
あたしは
この春
自然の脅威を知るとともに
自然は人間の思い通りにいかないコトも
あらためて感じました。
今年の春
清澄の里では
山菜が予定していたほど採れない感じです。
粟は
季節に沿って農作物を作っています。
機械的に環境をコントロールして
年中お野菜を一定量作るというコトをしていなくて
あくまでも
自然と寄り添いながらお野菜たちを作っています。
ですので
どうしても
自然に影響を受けることが多いのです。
そして
先日
「みどりの手」というコトバを
三浦さんに教えていただきました。
「みどりの手」
それは
同じ土に同じタネを蒔いても
芽が出るのと出ないのがある。
そのタネを蒔いたヒトによっても違いが出るそうなんです。
よく芽が出るヒトの手を
「みどりの手」というそうなんです。
そう。
粟は
そういったすべてのコトを
受け入れ、大切にしながら
お野菜を作っています。
ですので
今回
直売所は
春から再開とお伝えしていましたが
「おすそわけ」ができない状況なんです。
もう少しお時間をいただきたいと思っています。
「直売所に行ったけど、お店閉まってて残念だわ。」というお声をいただくたびに
申し訳ないキモチでいっぱいになります。
心待ちにしてくださってる方々のキモチは
すごく伝わっています。
ホントに感謝しています。
彩園shop粟のコンセプト
「おすそわけ」が
みなさんにご満足いただけるカタチで再開できるまで
どうか
もう少し
もう少しだけ
待っていてください。
今
ハツミちゃんとふたりで
新しい試みもじわじわと考え中です。
そして
前々からお知らせしていました
粟の和菓子「粟生」も
いよいよ準備が整いました。
まだまだ直売所は始まったばかり。
試行錯誤しながら
時間をかけ
みなさまの心がホッとできる場所になれるよう
いつでも「粟」を感じていただける場所になれるよう
成長していきたいと思います。
どうぞ
これからもよろしくお願いいたします。
今年の1月
ペーターが天国へ旅立っていきました。
それは
ホントに突然で
なんとなく
ココロにぽっかり穴があいたようでした。
ペーターと仲のよかったとあちゃんは
ペーターが土に帰っていく様子を
ただ黙って
じっと
見つめていたそうです。
そして今日
4つ子の赤ちゃんが生まれました。
(最初3つ子と書きましたが、さらにもう1匹生まれて4つ子だそーです。笑)
ペーターは
もういないけれど。
ペーターの命は
ちゃんと
この4つ子の赤ちゃんたちに受け継がれているんですよね。
そして
ペーターは
これからも
ずっと
清澄の里を見守ってくれているのですよね。
ペーター
どうぞ安らかに眠ってください。
そして
ななちゃん
かわいい赤ちゃんたちをありがとぉ。
こんばんは。oyamaです。
今日は、とっても貴重な体験をさせてもらいましたので
そのご報告です♪♪
みなさんは、『人力車』に乗った事ってありますか?
観光地などで見かける事はあっても、
なんだか乗るのには勇気がいって・・・
って方も多いのでは。
私も今まで、
奈良公園周辺で何度も「乗りませんか?」って
声をかけられた事がありましたが、
1度も乗った事はありませんでした。
そして今日、生まれて初めての『人力車』デビューをいたしました(祝!!)
人力車といえば『えびす屋』さん。
そのえびす屋さんが、ならまち周辺のお店のスタッフに
無料体験会をしてくださるということで、
今回ならまち店の店長とスタッフ2人と私の4人で
乗せていただきました。(全員、初人力車!!!)
間近で見る人力車に、乗る前から大興奮!!
俥夫さんの走りに合わせて、適度に揺れる
その揺れ具合がとって心地良くって
とても贅沢な気持ちになりました♪
いつも見ている
見慣れた風景が
違うものに
見えてきます・・・。
今日乗せていただいた俥夫さんは、
奈良で№1と№2のお二人でした。
お二人ともとっても細身で、
こんな体力仕事をされているような感じではないんです。
その辺をお聞きすると、
「人力車は力で動かすのではなく、コツがあるんです・・・」とのこと。
力で動かすとどうなるかもやって下さったのですが、
揺れる揺れる・・・・
さすが、№1と№2!!
この心地よさは、
俥夫さんと人力車の一体感が成せる技だと感心。
俥夫の皆さんは、お客様に快適な時間を過ごしてもらうため
奈良のことを日々勉強されているとのこと。
私たちも大和の伝統野菜を通して
奈良を知ってもらいたいと思っているので
なんだか通じるところがあるように思いました。
なかなか乗る機会はないかもしれませんが、
この心地よさは一度経験してみて欲しいです♪
奈良へ来られた時には、ぜひ。
さわやかな笑顔の佐々木さん(左)と谷内さん(右)
こんばんは。oyamaです。
今年の冬は、とっても寒いですよね・・・。
奈良市内では、雪が積もるような事はありませんでしたが
朝晩の冷え込みは、肌が痛いくらいです。
北海道から来られたお客様が「寒い~!!」って
おしゃられていました・・・。
でも、季節は今日から2月。
旧暦では『如月(きさらぎ)』です。
そして、明後日は『節分』です。
節分とは、文字のとおり「季節を分ける」といういう意味があります。
今では2月3日立春の前日だけが「節分」として言われていますが、
本来は、立春・立夏・立秋・立冬のすべての前日を
「節分」というようです。
『節分』と言えば、
豆まき!!
恵方巻き!!
ですよね。
豆まきには、「鬼に豆をぶつけることで、邪気を追い払い、
一年の無病息災を願う」という意味合いがあります。
ちょっとここで、豆まきのポイントを1つ。
玄関から豆をまいたらすぐに戸を閉めること!!
出ていった鬼が戻ってこないように・・・ということらしいです・・・。
そして、このところ人気なのが『恵方巻き』。
海苔巻きだけでなく、ロールケーキやお菓子など
色んな恵方巻きが登場しています。
便乗!!って感じもしますが、
なんかそうやって行事が変化していくのも
いいのかもって思います。
忙しく過ぎていく日々の中、
少しでも季節の行事が日常に取り込まれていけば、
季節の移り変わりを感じたり、
日本人の心みたいなものも
少しは感じられるのでは。
今年の恵方は『南南東』ですよね。
1本食べきるまではしゃべっちゃいけない・・・
というような事も言われていましたが、
ついついしゃべってしまうんですよね。
だって美味しいもの食べた時は、伝えたいじゃないですか~

こんにちは、なおです。
本日1月19日は
「粟 ならまち店」のお誕生日です。
2009年1月19日にオープンいたしました「粟 ならまち店」も
早いもので
2年が経ちました。
思い起こせば
2008年の12月。
面接で
初めて
新子店長とお会いしました。
忘れもしません。
ひととおりお互いの話が終わって
店長に
「何か質問はありますか?」と聞かれて
あたし
「ヤギがいるんです・・・よね?」って聞いたんです。笑
そしたら店長
すっごく楽しそうにヤギの話をして下さいました。
あたしもそのお話が楽しくて
ワクワクしながら聞いてたのを思い出します。笑
今思えば
オープン前で
やるコトがたっくさんあって
ホントにタイヘンな時期だったのだろーなぁ。
だけど
そんな時に
あんなに楽しそうにヤギのコト話してくださった店長。
いまさらですが・・・ホントにありがとぉございます。笑
今
オープン前からの過去の写真たちを見返してみると
店長や料理長が
三浦さんをはじめ、
まわりの農家さんたちに
お野菜のいろんなコトを教わりながら
実際に土に触れ
体感して
お野菜を知っていかれたのが伝わります。
そして
たくさんのお料理の試作品が作られ
お野菜の持つ一番すばらしい部分を
お客さまに伝えるために
試行錯誤されたのが伝わってきます。
2年が経って。
「粟 ならまち店」は
たくさんの方に来ていただいて
「美味しかったよー。」
「いろんなお野菜のコトが聞けて楽しかったよー。」と
たくさんのうれしいお声をいただきます。
ホントにうれしいです。
すごく。
ありがとうございます。
きっと
店長や料理長の想いが
そして、
その想いを共有しているスタッフひとりひとりの想いが
お客さまに伝わってるんだなぁと思うのです。
これからも
お客さまに喜んでいただけるよう
ココロを込めておもてなしをして
そして
喜んでくださるお客さまの笑顔をみて
シアワセを感じながら
もっともっと
お野菜となかよくなりながら
この「ならまち」という町で
「粟」は
あり続けていきたいと思います。
こんにちは、oyamaです。
昨日、ならまち店に小さなお客様がやってきました。
ランチの営業中、
店長が坪庭を見ながら手招きしているので行ってみると
なんと・・・
鳥が野菜を食べにやってきていたのです。
坪庭には、畑で採ってきた
とっても立派に育ったチンゲン菜を飾っていたのですが、
そのチンゲン菜をパクパク・・・パクパク・・・
「かわいいなぁ~」「何の鳥やろ?」とか
話しながら見守っていましたが、
気付けばチンゲン菜は
見るも無残なくらい
やわらかくって美味しい部分をがなくなっていました・・・。
まっ、いいいか。
今日の小さなお客様ということで!!
ということで、鳥も食べに来るお店
『粟 ならまち店』でした。
こんにちは、なおです。
いつも
粟の直売所「彩園shop 粟」にお越しいただき
ありがとうございます。
今日はみなさまにお知らせがあります。
直売所にてお売りいたします冬のお野菜が
おかげさまで完売いたしました。
ありがとうございます m(_ _)m
・・・と、いうコトで
このたび
直売所は冬休みをいただこうと思います。
みなさまにずっとお待ちいただいていた粟の和菓子も
いよいよ
春に登場予定でございます。
ほかにも
いろいろな加工品を現在計画中です。
ですので
この冬休みの期間に
それらの準備をさせていただきたいなぁと思っているのです。
あたくし
これから始まる新しい商品たちのコトを考えると
すっごくワクワクしています。
みなさまにも
ぜひ楽しみに待っていていただきたいなぁーと思っています。
ですので
そーですね、
サクラの季節にはみなさまに
直売所再開のお知らせができるかなぁ。
またこちらのブログをご覧いただいて
直売所や新しい加工品たちの動きをチェックしていただければ嬉しく思います。
ちなみに
「清澄の里 粟」そして「粟ならまち店」は
変わらず営業いたしておりますので
ぜひぜひ美味しいお野菜を食べにいらしてくださいね。
ではでは
しばらくお休みをいただきますが
どーぞよろしくお願いいたします。
たくさんのみなさまに
冬のお野菜を買っていただけたコト
本当に感謝いたしております。ありがとうございました。
春に新しい商品たちと
みなさまにお会いできるのを楽しみにしています。