株式会社 粟

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株式会社 粟について

設立趣旨

 今、地方分権(地域主権)の時代が叫ばれ、各地域が自立し魅力あるビジョンの創出 と、それを実現してゆく主体的な地域創造への取り組みが求められています。
 地域創造の試みは、産業と雇用の創出、地域経済活力向上、生活文化の継承、教育・ 福祉環境の充実、そして地域社会の将来基盤の開発に、環境保全や生物多様性などの多様な分野における相乗効果をもたらしてゆくものと予想されます。
 株式会社「粟」は、奈良市の中山間地域である精華地区を舞台に、「NPO法人清澄の村」、地元の集落営農組織である「五ヶ谷営農協議会」との協働を通して、奈良県のかけがえのない文化遺産である大和伝統野菜を中心とした六次産業(※1)による事業展開を行うことにより集落機能の再構築とソーシャル・キャピタル(※2)の向上、そして地域の発展に貢献する社会的企業(※3)として設立されました。

設立

2008年11月

代表取締役社長

三浦雅之

所在地

〒630-8411奈良県奈良市高樋町843番地

TEL/FAX

0742-50-1055

 

 

 

 

 

 

事業内容

飲食店事業部

清澄の里 粟

粟 ならまち店

農作物生産部

 

地域振興部

五ヶ谷営農協議会

コンサルティング

 

 

 

※1 第六次産業

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 第六次産業は、生産のみでなく、食品加工(第二次産 業)、流通、販売(第三次産業)に農業者が主体的かつ総合的に関わることによっ て、加工賃や流通マージンなどの今まで第二次・第三次産業の事業者が得ていた付加 価値を還元し農業、農村を活性化させる方法論。
 各産業の連携による農村の活性 化、農業経営の新しいキーワード。

※2 ソーシャル・キャピタル(Social capital)
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 基本的な定義としては、人々の信頼関係や人間関係(社会的ネットワーク)のこと。社会学、政治学、経済学、経営学などにおいて用いられています。人々の協調行動が活発化することにより社会の効率性を高めることができるという考え方で、社会組織の重要性を説く概念。

※3 社会的企業
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 社会の課題を、事業により解決することを現す。 社会問題を認識し、起業して行わ れる事業で、社会にどれだけの効果を与えたかを基準とし、それを行う人々のことを 社会的企業家(ソーシャル・アントレプレナー (Social Entrepreneur) )とも言う。